1830年創業フランスの誇る高級銀器ブランド【Christofleクリストフル】
フランス王室御用達のブランドであり、世界中の高級ホテルや一流レストランでも使われるクリストフルの製品の上質さは「卓上の芸術品」と評されるほどです。
私も、日々の生活の中で「本物」「一級品」に触れていたいという思いから、日常に使うカトラリーにこだわるようになり、
【Christofleクリストフル】に出会いました。
(【Christofleクリストフル】については こちらの記事もご覧下さい↓)
『日常に【Christofleクリストフル】の存在があるだけで人生がワンランク豊かになったような気がする。』
そんなブランドだと思います。
そんなクリストフルのカトラリーの中で、多彩なカラーバリエーションが特長のシリーズがあるのはご存じでしょうか。
タリスマンシリーズの特徴は?
【タリスマン】は1986年にデザイナー Bernard Yotによって製作されました。
クリストフルのカトラリーの中で、この【タリスマン】シリーズはトラディショナルなシリーズとは一線を画したシリーズと言えます。
驚異のカラーバリエーション
1986年に発表された【タリスマン】シリーズの特徴は、なんといっても多彩なカラーバリエーション。
そのカラーバリエーションは実に72色もあるんです!
オーダーメイドで貴方だけのオンリーワンのカラーがきっと見つかるはず!
神聖さも感じるアールデコ紋様
「Talismanタリスマン」は 【お守り】の意味。
そのデザインもシルバーのラインが葉脈のようなアールデコ様式の紋様を描き、神聖さを感じさせますね。
元来、銀シルバーには特別な意味が込められて大切にされるものです。
貴方だけのオンリーワンのカラーでテーブルを彩り、人生に潤いを与える一生物にふさわしいシリーズではないでしょうか。
(銀には特別な意味が込められる。詳しくはこちらの記事↓)
ジャポニズムが形になった【タリスマン】
【タリスマン】のカラーバリエーションは日本の漆工芸の技法が取り入れられ、実に多くの工程を経て手作業で漆を重ねていきます。
まずカトラリーにシルバーのストライプ模様を形作り、そのストライプ模様の間に、漆を流し込んで焼きあげます。
焼成すると、漆が沈み込むので、漆を何度も重ねて焼成を繰り返しますこれを16回繰り返すと言われています。
(クリストフルはこの技術の特許も取得。)
1900年創業の日本の漆の老舗「坂本乙造商店」が漆技術をクリストフルに提供し、3年近くの試作期間を経て【タリスマン】は完成したということです。
まさに【タリスマン】は “ジャポニズム” のクリストフルの新たな提案なのです。
また1989年には【タリスマン】シリーズはグッドデザイン賞も受賞しています。
クリストフルは日本の漆工芸の技術を高く評価していると感じられますね。
その極みとも言えるのがクリストフル創業190年を記念して作られた、
日本の漆工芸の第一人者 箱瀬淳一さんとコラボした蒔絵カトラリーセット。
これはもはや芸術の域です。(詳しくはこちらの記事をご覧ください↓)
タリスマンのお手入れは?
漆の技法と聞くとちょっとお手入れは難しいのかな?と思いますよね。
しかしながら、漆を十数回も塗り重ねる過程でその被膜は強化され、たとえ食洗機に入れたとしてもカラーが剥がれたりはしません。
【タリスマン】も通常のクリストフルのお手入れと同様で大丈夫です。
(↓クリストフルのお手入れはこちらの記事をご覧ください。)
クリストフルはタリスマンの製作過程の塗布技術には特許をとっておりますのでご安心ください。
日本の伝統工芸がクリストフルに認められて一つのシリーズの製作に貢献しているのは本当にうれしいことですね!
ぜひタリスマンもコレクションに加えて見てはいかがでしょうか。
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