せっかくなら資産として価値のある銀食器を選びたい!
銀食器ブランド どのブランドなら高く買い取られるの?
銀食器ブランドはヨーロッパだけでなく、アメリカの銀食器も有名。その代表格の「GORHAMゴーハム」もおすすめです!
今回は銀食器選びの参考に、「リセールバリュー(買い取り価値)も期待できる」「資産価値としても評価される」アメリカの老舗銀食器ブランド【GORHAMゴーハム】 を紹介していきたいと思います。
おすすめ銀器ブランド⑤ アメリカ 【GORHAMゴーハム】
銀食器はヨーロッパの中世貴族社会や各国の王侯により、その銀食器文化が発展を遂げました。
その経緯からヨーロッパの銀食器ブランドは「Cristofleクリストフル」や「MAPPIN&WEBBマッピン&ウェッブ」などヨーロッパのブランドが今でも世界的に人気で、日本国内では特にその傾向が強いように思います。
しかし、アメリカの銀器も品質ではヨーロッパブランドに負けておりません。
アメリカにはヨーロッパからの移民が18世紀~ヨーロッパからの移民が本格化し、ヨーロッパの文化が多く持ち込まれました。
(映画「タイタニック」のように、多くの富裕層も移民しました。)
おのずとヨーロッパの銀食器文化もアメリカでも花開き、そのアメリカ銀器の代表格が【GORHAMゴーハム】なのです。
そのゴーハムの高い品質はアメリカ政府にも認められ、ホワイトハウスやアメリカ合衆国議会議事堂など、様々な場所でゴーハムの銀製品が使用されてきました。
今回はヨーロッパの銀器にひけをとらない、アメリカ銀器の代表格【GORHAMゴーハム】を紹介していきます。
GORHAMゴーハム の歴史
【GORHAMゴーハム】の歴史は実は非常に古く、ロードアイランド州プロビデンスに1831年に設立されました。
創業者ジェイブズ・ゴーハムJABEZ GORHAMは 当初はヘンリー ウェブスターHenry L. Websterと提携し「GORHAM SILVER」を設立しましたが、1848年には息子のジョン・ゴーハムJOHN GORHAMに事業を継承します。
このジョン・ゴーハムによってゴーハムは世界有数の銀器ブランドと成長していきます。
1852年、ジョンはヨーロッパの銀食器のワークショップや熟練した職人の仕事をヨーロッパ現地で視察します。
そして、イギリスの最高デザイナー ジョージ・ウィルキンソンGeorge Wilkinsonを雇います。
これによりゴーハムの銀製品の品質はヨーロッパにひけをとらないレベルに高まっていきます。
1859年には 第16代 アメリカ合衆国大統領リンカーンにもホワイトハウスで使用する為にGORHAMのティーセットが購入されています。
(※1957年にこのティーセットはワシントンDCの国立アメリカ歴史博物館に寄贈されました。)
ゴーハムの職人達による高い技術は銀食器だけでなく、様々な場所で見ることができます。
ジョージ・ワシントン像(合衆国議会議事堂)、やセオドア・ルーズベルト像(アメリカ自然史博物館)など歴代の大統領像などがゴーハムによって作られております。
アメリカ政府に高い評価を受けていたGORHAMゴーハムでしたが、歴史の中では複数の企業に買収されるなど、
紆余曲折もありました。
現在でも世界的に高品質な銀製品を作り続けています。
GORHAMゴーハム の魅力 デザインパターンの多さ!
ゴーハムの魅力はその長い歴史の中で作られた様々なパターンです。
実に200年近い歴史の中で GORHAMゴーハムには様々なシルバーカトラリーデザインが生まれました。
そのデザインのパターンは実に100パターンを超えます。
ゴーハムの人気パターン「Chantilly」 1895年に ゴーハムの有名なデザイナーWillam C. Codman によるデザイン。最も有名なパターンの一つと言われています。このようなパターンごとの年代やデザイナーなどがゴーハムのカトラリーの奥深さとなっております。
このパターンの多さは他のメーカーより抜群に飛び抜けています!GORHAMゴーハムの魅力の一つだと思います。
コレクション魂をじつに揺さぶられますね。その奥深さはヨーロッパ銀器に負けておりません!
アメリカ銀器の代表格【GORHAMゴーハム】 こちらも本物の銀食器ブランドです。
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