自分でできるサーフボードリペア【SURFーAID】樹脂フィルムを使ってみた件   

あ~またやってしまった・・・。

気になりますよね~爪のひっかかる 浸水するかも?的なキズ

サーフボードってちょっとぶつけただけで こんな小傷が・・・。

最近では丈夫な素材のボードもありますが、サーフボードにできた小さなキズ 気になりますよね?

今回はサーフボードのセルフリペア「お金かけたくない」「時間もかけたくない」「海に早く入りたい!」 というわがままなサーファーの悩みを解決します!

サーフボードは実はとってもデリケート。

海の中でのクラッシュはまずいですが、ちょっとぶつけただけで凹み。。お気に入りボードならこっちも凹み(泣)

ちょっとしたリペアでもショップに出せば数千円~1万円。なによりボードを預けねばなりませんよね。

海に入りたいのにお金もかかりやるせない気持ちをどうしたら・・・。

今回はそんなお悩み解決の、【超時短】気になるリペアアイテムを紹介します!

目次

SURF-AID(サーフエイド)サーフボードリペア用樹脂フィルム   

SURFーAID サーフボード用バンドエイド(絆創膏)のような?

ムラスポでちょっと気になり、衝動買いしてしまいました(定価1320円)。

(ちなみに今は刷毛で塗るタイプに進化してます↓)

 パッケージを見ると・・・

  • 超簡単!ボードに貼って 太陽光にあて 剥がすだけ! 
  • しかも PU(ポリウレタン) エポキシボード両方OK! 
  • SURFーAID (サーフエイド)   サーフボード用の絆創膏のような!?

・・・とにかくいろいろと刺さるワードにそそられて。使ってみた結果ですが、

結論 応急処置ならば アリ!

ひょっとしたら サーフボードリペア革命になるかも?と思ってこれを使ってリペアやってみました。

サーフィン初心者でも自分で簡単にできて、なおかつ超時短! 

確かにすぐに海に入れる状態(浸水しない)状態にする応急処置にはアリ!

時間のない週末サーファーに超おすすめなアイテムだと思いましたので、使い方レポートします!

SURF-AID リペア用樹脂フィルム の 特長とは?

ソーラーレジン同様、紫外線で固まるので、アルミフィルムパックで保護されてます。

まずは、パッケージを開けてみます。

パッケージはアルミフィルムでできていて、紫外線を遮断する為なんでしょうね。

中には取り扱い説明書あり。しかもちゃんと日本語で書いてます!(笑) 外国語で読めないパターンあるある、でしたがそこは一安心です。

これがリペア用樹脂フィルムシートの正体!

樹脂リペアシートは、透明フィルムにのような樹脂フィルムが中央にある感じ。

まさに「サーフボード版 キズパワーパッド」!?

説明書によるとこのリペアシートの特長は

  • 簡単!:シートを剥がして貼るだけなので手軽にリペアできる。
  • 丈夫で仕上がりがキレイ!:FRP(強化プラスチック)シートを使用しており、耐久性に優れます。光沢のある美しい仕上がりになります。
  • 環境に優しい!:必要な分量の樹脂がシートについているので、余分な樹脂を使わないで済みます。
  • 手が汚れない!:樹脂に直接触れなくて済み、手が汚れません。
  • 変色しにくい!:エポキシ樹脂に見られる黄色変化が、ほとんどありません。

いいことづくめですね!  それでは使っていきます。

【用意する物】

  1. SURF-AID サーフボードリペア用樹脂フィルム (この商品)
  2. サンドペーパー(紙やすり)中目120番 ~仕上げ用1000番 (※今回は120番 240番 400番 1000番を使用しました。)
  3. サンドペーパー用当て板(四角形でサンドペーパーの裏に当ててくと真っ直ぐ削れるやつ)
  4. サーフボードを置く台

※ちなみに サンドペーパーは1枚付属しているので、最低限①SURF-AIDのこの樹脂フィルム商品だけでリペア可能!

用意する物は レジンに比べると少ない!

①サーフボードのキズ部分をサンディング

キズの部分にサンドペーパーをかけていきます。

今回のキズは比較的細い約1.5cmほどの当たりキズ。

深さもそんなにないのですが、明らかに爪が引っかかる残念な状態。

まずは細いキズなのでサンドペーパー 中目120番で 角を使いながらサンディングしていきます。

この作業でシートの接着度を高めますので必ずサンディングは必要です。

サンディング後 キズ面が黒く汚れていたのもキレイになりました!

サンディングで削ってでた白い粉は残っていると接着が弱くなります。しっかり取り除きましょう。

②SURF-AID サーフボードリペア用樹脂フィルムを貼る。(屋内推奨)

黄色い台紙から樹脂フィルムシートを剥がしていきます。

ここからは紫外線のあたらない室内推奨なのでご注意ください。

アルミパッケージから樹脂フィルムシートを取り出し、黄色い台紙から樹脂シートを剥がしていきます。

(中央のFRPシートが透明なシート側にしっかり残るように黄色い台紙だけ剥がしましょう)

そしてサーフボードのキズ部分に貼ります。

FRPシートに接着用の樹脂がついているような構造です。

ここで良くシート部分を圧着させて、気泡などが入らないようにしましょう。

指で押して気泡を抜く!

③リペア箇所を太陽光にあてる(紫外線によって硬化させる)

ちょっと見にくいですが。。

樹脂シートをしっかり貼って馴染ませたら、再び屋外へ。

太陽光(紫外線)をしっかり当てて、十分硬化させましょう。

太陽光にあてる時間の目安は  夏(1~7分) 春・秋(2~10分) 冬(3~15分) 曇りなどの日は若干長めにしましょう。

④硬化したら表面のシートを剥がす

FRPシートがキズの上に張り付いて残ります。

十分に硬化させたら、表面のフィルムシートを剥がしていきます。(ドキドキ!)

FRPシートがしっかり接着されています。

硬化した樹脂によってFRP(強化プラスチック)シートがしっかり接着できました!

光沢のある美しい仕上がりになります。

⑤完成!  ふたたび 海にGO!

このSURF-AID サーフボードリペアはここまでの作業でリペア処置は完成! という商品です。

え、仕上げのサンディングしないの?

と 私も思ったのですが、FRPの強化プラスチックシートはサンディングによる仕上げには向かないので、ここまでで完成なのです。

結論:応急処置としては 高い強度で美しく 【時短】できる。

レジンによる仕上げには敵いませんがこのリペアシートは、最低限のパッケージですぐに海に入れる状態にできます。

結論:「応急処置としては アリ」!

◆SURF-AID リペア用樹脂シートのここがいい!

  • アルミテープみたいに見た目が汚くならない。
  • リペアで他に用意するものが少ない。
  • 15分あれば処置できる。
  • 安心の強度

ただ弱点もありまして、、

  • 貼るときは屋外作業には注意が必要。(すぐ紫外線で硬化)
  • フィルムの張りにくい 曲面 ノーズ、テール などカーブの急なところは適さない
  • 完全に馴染むような仕上がりにならない。(FRPシート分が凸あり)

実は、今回のリペア箇所は思い切りテール部分でした・・・。

最終的な仕上げは完全に馴染ませたかったので、正直に言うと「ソーラーレジン」でやり直しました。

曲面の仕上がりを馴染ませたいならば、やはりレジンですね。。

今回はあまり適していないテール部分だったので、やり直してしまいましたが、

フラットなデッキ部分やボトム部だったら 仕上がりも美しく 時短リペア可能!

応急処置レベルのアルミテープをずっと貼ったままのあなた! これ おすすめです!

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この記事を書いた人

yn1173のアバター yn1173 飲食店店長

海好き&ビール大好き、湘南在住20年。最近ビール腹に悩みながらも、毎週末は海でデトックスする中年サーファー。ゆったりスローライフとアンティークに囲まれた生活を夢見ながら、スローな情報発信をさせていただきます。ブログ開始2021年7月の超初心者。ゆったり読んでいただければ幸いです。
サーフィン歴16年。 最近アンティーク銀器にはまり仏蘭西の銀器「クリストフル」が憧れ。

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