毎年、夏が近づき、今年初めの冷房のスイッチを入れた後、よくあるかび臭い。
「そういえば、エアコンって掃除したことない。」 「最後にエアコン掃除したのを覚えていない。」
こんな方も多いのでは無いでしょうか。
最近お家時間も増えてきましたので、
今回は「エアコンの掃除を自分でどこまでできるのか」、「市販のエアコンクリーナーはどこまでキレイになるのか。」実際に自宅で試してみましたのでレポートします!
(※頑張って見た結果・・内部洗浄はやはりプロの仕事でしたが、ご覧ください。)
エアコンクリーニングはプロにおまかせ!【ユアマイスター】

エアコンクリーニングの目的は?
ちょっと面倒なエアコンのクリーニングですが、なぜやったほうがよいのか。
3つの効果やメリットがあると言われています。
【エアコンクリーニングの効果】
- エアコンの効きが良くなる。・・・電気代の節約につながる!
- 室内の清潔な空気を保つ為。・・・・エアコンの内部のカビやホコリはさまざまなアレルギーの一因になる!
- かび臭い臭いを消す。・・・・よくあるエアコンのお悩み。あの臭いのもとはエアコン内部のカビにあり!
とくに免疫の弱い乳幼児や高齢者、アレルギー体質の方がいるご家庭は、定期的なクリーニングがおすすめ。
またエアコンのフィルター掃除などによる電気効率の改善での節約効果は年間6,000円前後とも言われています。
「健康」の為、「節約」の為にも定期的なエアコンクリーニングが必要だと言えますね。
自分でやるエアコンクリーニングの手順
それでは どこまで自分でエアコン掃除ができるのか。やってみましょう。

まずは、現状の汚れ具合を見てみます。

たぶん、ここ数年 とくに掃除もせず、もちろんエアコンのクリーニングを業者にお願いしたこともありません。

当然、カビもほこりも 目視できる部分だけでもひどい状況ですね。

これでは、電気効率も悪くなっていることでしょう。しかも「かび臭いにおい」がかなりしてます。
なるべくお金を掛けずに、自分で解決できるでしょうか?
手順① 電源を抜いて エアコンの下壁面、床を養生する。

まずは、感電しないように念の為、「電源プラグ」を抜きましょう。
そして、今回は市販のエアコンクリーナー(スプレー)を使いますんので、念の為、壁床を養生します。
養生には ゴミ袋を切り開いて使用すればOK!
手順② 掃除機でホコリをとる!

まずは、掃除機で見えるホコリをとっていきましょう。
びっしりとフィルターについたほこりはフィルターごと外してOK。隙間や、上部にたまったホコリを掃除機で吸えるだけとりましょう。
手順③ エアコン外部の外せる部品を外す。
ほこりを掃除機でとれるだけとったら、外せる部品は外してしまいましょう。

今回はひさしぶりのエアコン掃除なので、頑張ってはずせる部分は全部はずしてみました。
【今回外した部品】
- エアフィルター
- 前面パネル
- 上下風向ルーバー
- 左右風向ルーバー
説明書にフィルターや前面パネルなどの外し方は書いてありましたが、今回は「ルーバー」も頑張って外してしまいました。(自己責任!)
手順④ エアコンから外した部品 フィルターを洗浄→乾燥させておく。

フィルター、ルーバー、パネルは中世洗剤で良く洗い、乾燥させておきます。
とくにエアフィルターは電源効率に関わる部分ですので、目詰まりがないように良く洗い、しっかりと乾燥させましょう。
(フィルターに水分が残っているとホコリの目詰まりの原因になるので注意です)
手順⑤ エアコンクリーナーを冷却フィン部分に噴霧

冷却フィン部分の落としきれないホコリや汚れは エアコンクリーナーを噴霧することで洗い流します。
市販のエアコンクリーナーは高圧力スプレータイプが多く、噴霧される洗浄剤で、ホコリやカビを洗い流していきます。
【今回使ったエアコンクリーナー】
【エアコンクリーナー使用上の注意】
- エアコンの内部には噴霧しない。・・エアコンの内部洗浄は素人で行わないように説明書にも書かれていることが多いです。あくまで、冷却フィン、外側パネル、外部部品、吹き出し口などに使うにとどめましょう。壊れるリスクがあります。
- 電装ユニットに注意・・・熱交換冷却フィンの前面付近に電装ユニットや電気配線等がある場合は、ビニールシートでしっかり養生しましょう。高圧のスプレーがかかると故障のリスクになります。

噴霧したあとは、このまま乾燥させます。(スプレータイプによっては霧吹きなどで水を吹きかけて水でさらに流すタイプもあります)
手順⑥ エアコン外部 手の届く範囲は拭き掃除

ここまできたら あともう少しです!
後は手の届く範囲で、こびりついた汚れを拭き掃除します。くれぐれも内部にはクリーナー噴霧はしないようにしながら、ての届く範囲は洗剤でカビ汚れを拭きとります。

手順⑦ 乾燥後、元に戻す。 → 完了!

良く乾燥させたあと、部品を元に戻していきましょう。

外した手順同様に部品を元に戻していきます。

そして、部品をセットしたら、しばらく送風運転を行い、完全に内部まで乾燥させましょう。
そして、 エアコンのあのイヤな臭いが大分軽減! 自分でやってもそれなりに効果ありでした!
市販のエアコンクリーナーは消臭効果のあるものが多いので、「かび臭さ」にはある程度効果が期待できると思います。
エアコン内部までの完璧なクリーニングはプロの仕事
ただし、今回の作業でやはり課題になったのが、エアコン内部のファンのカビ汚れ。

吹き出し口から見える部分に エアコンの風を送り出す装置ロータリーファンが見えるのですが、ここの汚れがやっかい。

頑張って、手の届く範囲でロータリーファンのこびりついた汚れを落とそうと試みたのですが、、、中途半端に手を出したのが失敗でした。

冷房運転中に、パラパラと 黒いカビ汚れが落ちてきました・・!
しばらくたって落ち着きましたが、やはり内部までの完璧なクリーニングは難しいですね。
大掃除
「自分でやるVS業者にたのむ」 それぞれにメリット、デメリットはあります。
どこを優先順位にするのかで、お決めいただければ良いのではと思います。
【自分でやるエアコンクリニング】
- ◎ 費用が安く済む。
- ◎ いつでもできる。
- 〇 ある程度の節電効果は期待できる。
- 〇 かび臭さの軽減には効果あり
- × 清掃できる範囲に限りあり ※内部は無理
- × 頑張りすぎると 故障のリスクあり
【プロが行う業者のクリーニング】
エアコンクリーニングはプロにおまかせ!【ユアマイスター】
- ◎ 内部まで完璧にキレイにできる。
- ◎ 節電効率の改善も大きく期待できる。
- ◎ かび臭さも完璧に改善できる。
- × 他人(業者)が家の中に入る
- × コストがかかる (1台 約10,000円前後~)
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