いらない銀食器をオークションサイトで出品してみたいんだけど。
銀食器を高く売るにはどんな写真の撮り方をしたらいいの?
「実家を整理したら、銀食器のコレクションが大量に出てきた。」
「お祝いでいただいた銀のカトラリー、使う予定もないので処分したい」
しかし、銀食器に詳しくないので、価値がある物か分からない。。。
そんな時は、買取り業者に査定して買い取ってもらいましょう。
もしくは 「ヤフオク」などのオークションサイトや「メルカリ」フリマアプリで出品してみるというのも良いでしょう。
オークションサイトやフリマアプリでの買取りの決め手となるのが【写真の撮り方】ですよね。
高く売れる 写真の撮り方 ① 明るさ 調光
まずは欠かせないのが「調光」 写真は必ず明るい場所で撮影しましょう。
銀はその美しい輝きが魅力です。
その銀の輝きの魅力を一番増してくれるのが「自然の光」だと思います。
室内の照明の光でも良いのですが、一番美しく撮影できるのは「(直射日光ではない)自然に差込む太陽の光」です。
(私は極力、昼間太陽の光が届く時間帯に写真撮影するように心がけています。)
夜間に室内で撮影する時は、コンパクトで手軽に綺麗な写真が撮れる【撮影ボックス】を使用することをおすすめします。
3,000~4,000円程度の撮影ボックスで十分高品質な撮影ができます!
高く売れる 写真の撮り方 ② 背景
上の写真は同じ時間帯に自然光で撮影した 同じ品の写真になります。
背景を変えるだけでも商品のイメージが変わるのがお分かりいただけるのでは。
基本、背景は無地を選びましょう。商品以外の物や柄などが映り込むと商品が目立たなくなります。
そして、色が与えるイメージは商品のイメージにも直結します。
【色の心理的効果】
- 木目調・・温もり、柔らかさ。自然。
- 白・・・清潔感、クリーンな印象。
- 黒・・・高級感を与える。重厚感
銀食器には「黒色」がおすすめ。商品の重厚感や銀の輝きを目立たせる効果があります。
文房具店で黒色の「ケント紙」や六つ切りの色紙を用意しておくと重宝します。
高く売れる 写真の撮り方 ③ 構図 補正
構図もとても大切です。
ヤフオク、メルカリ ともに商品画像は「正方形」がデフォルトになっていますので、通常のスマホやデジカメの縦横比の調整をしたほうがより大きく商品が掲載できます。
極力余白部分はトリミングを行い、画面全体に商品画像が掲載できるように調整しましょう。
特にアンティークな銀食器は 相当年経過しておりますから、商品の状態が購入者は気がかりになるものです。
細部まで商品が見やすい構図に整えることや、コントラストの補正なども必要に応じて行いましょう。
銀食器ならではの撮影ポイント① 刻印(ホールマーク)の撮影は大切。
次にアンティーク 銀食器 ならではの 写真撮影時に注意したいことをお伝えしていきます。
一つ目は 「とにかく刻印(ホールマーク)をしっかり撮影すること」です。
銀食器と一括りに言っても その素材により価値が大きく変わります。
アンティーク銀食器 にとって 【ブランド名】【製造年】【素材(純銀(スターリングシルバー)ORシルバープレート】を判断するホールマーク(刻印)はとっても大事!
- メーカーズ・マーク(Maker’s Mark) ・・・製造した銀工房・職人を表します。
- アセイ・マーク(Assay Mark) ・・・・製造産地を表します。「王冠:SHEFFIELD(シェフィールド)」
- スタンダード・マーク(Standard Mark)・・・銀品位 左獅子はスターリングシルバー925/1000 純銀度92.5%を示します。
- デイト・レター(Date Letter) ・・・検査を受けた製造年を表します。 C : 1920年
ヤフオク メルカリ共に 理解しておきたいのが、1枚目の画像がその商品のアイキャッチ画像にもなるという点です。
要するに1枚目の画像でどれだけその商品の価値を伝えられるかが非常に大切!
極力1枚目の商品画像には、その商品の全体画像と、ホールマーク(刻印)もトリミングして1枚の画像に掲載することを推奨します。
銀食器ならではの撮影ポイント② 銀の黒ずみはキレイに落とす。
銀食器は 未使用でも、長期保管しておくと銀特有の【黒ずみの変色】が起こります。
銀食器ならではの現象ですが、しっかりとキレイにお手入れすることで、商品の状態をより良く伝えることができます。
結構オークションサイトでも 真っ黒のままの銀器を出品されているのを良く見かけますが、ここは手を抜かないようにしましょう。
アンティーク銀器の黒ずみ落とし、お手入れについてはこちらの記事をご覧下さい↓
銀食器ならではの撮影ポイント③ 付属品もすべて撮影する。
アンティークシルバーで相当年経過しているお品の場合には、収納されている箱に痛みがでていたりする場合は良くあります。
しかし、アンティークなお品にとっては、銀食器本体だけでなく、収納に関する付属物やブランド名のギャランティーカード(保証書)なども含めて全てが商品価値になります。
付属物も全て含めて撮影するようにしましょう。
現在、ヤフオク、メルカリともに画像掲載は10枚づつです。
極力10枚全てに掲載し、足りなければ分割画像で商品を伝えるのがポイントです。
銀食器ならではの撮影ポイント④ キズや痛みもすべて撮影する。
100年の時代を超えたアンティーク品は、相当年の経過の中で、キズや銀の痛みが出ていることも当然あります。
直接現物を確認ことができないオンライン取引だからこそ、商品の状態を隠すことなく正直に撮影し掲載しましょう。
むしろ、キズがあると正直にお伝えすることで、信頼のおける出品者と評価されることもあります。
その銀器の歴史を物語る痛み、キズも含めてが アンティーク品の趣(おもむき)なのです。
銀食器 高く売れる写真の撮り方 まとめ
いかがでしたでしょうか。写真を撮影する際の基本的なポイントもありましたが、銀食器ならではの注意点もあったかと思います。おさらいしておきます。
【銀食器を高く売る為の 撮影時のポイント】
- 明るい場所で撮影する。 →自然光がベスト!
- 背景は無地で。 →銀食器には高級感を与える「黒色無地」がおすすめ。
- 構図を補正する。 →「正方形」に合わせて余白はトリミングする!
- 刻印(ホールマーク)はとっても大事→1枚目画像には全体画像+刻印画像を追加しよう!
- 銀の黒ずみは落とす →当然、ここは手を抜かない。
- 付属品も全て撮影する →痛んでいたとしても付属品全て含めてが商品価値です。
- キズや痛みも全て撮影 →誠実な写真が信用有る取引の第一歩。
ヤフオク、メルカリなどのインターネット取引では「商品画像」「商品説明文」 この2つしか重要な情報を得ることができません。
お互いの顔が見えない取引だからこそ、正確な誠実な写真を撮影、掲載することを心がけましょう!
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