サーフウォッチといえば耐久性、防水性やタイドグラフなどの機能性を追求したものが多く、
「サーフウォッチは海だけで使う」
というサーファーも多いのでは?
今回ご紹介するサーフウォッチは、陸上でのラグジュアリーな機会にもぜひ身に着けてほしい!
そんなセレブなシーンにもクールにきまる高級サーフウォッチが、
タグ・ホイヤーの『アクアレーサー』シリーズなんです。
F1グランプリの公式時計を始め、モータースポーツのイメージの強いタグ・ホイヤーといえば、
「カレラ」「モナコ」などのロングセラーモデルが有名ですが、
2004年に誕生したサーフウォッチ「アクアレーサー」も今やタグ・ホイヤーを代表するコレクションになっています。
果たしてどんな腕時計なんでしょうか!?
「マスタリングタイム=時を制する」タグ・ホイヤーの歴史
1860年、スイスのサンティエミ村で誕生したタグ・ホイヤーの製品は、
モータスポーツ界の公式時計、オリンピックの公式タイムキーパーに採用されるなど世界的にその信頼性・堅牢性が高く評価されてきました。
「マスタリングタイム=時を制する」
0.1秒を計測するために研ぎ澄まされた性能は、創業者エドワード・ホイヤーの掲げた理念を追求したものといえるでしょう。
そして、タグホイヤーを象徴するロングセラーの名作「カレラ」が登場したのは1964年。
アメリカ~メキシコ間を疾走する過酷なモーターレース「カレラ・バン・アメリカーナ・メキシコ」にインスピレーションを受けて開発されました。
そして1969年、世界初のスクエア型防水時計、世界初の自動巻きクロノグラフを搭載した名作「モナコ」を発表。
当時珍しかったスクエア型の「モナコ」は発売当初は人気が伸び悩んでいたものの、
1971年公開のカーレース映画「栄光のル・マン」でハリウッドスター、スティーブ・マックイーン氏が着用したことで大ヒット商品になったそうです。
また同年にはF1名門チーム「フェラーリ」のスポンサーとなり、レーシングウォッチメーカーの地位を確立します。
伝説のF1レーサー アイルトン・セナとも契約を結び、今でも「セナ・モデル」は人気となっています。
そんなモータースポーツのイメージの強いタグ・ホイヤーですが、1895年には防水ケースの特許をすで開発していました。
1983年にはブランド初のダイバーズウォッチを誕生させ、
2004年に現在まで続く【アクアレーサー】シリーズを発表。
今やタグ・ホイヤーの公式アンバサダーには、ビッグウェイブサーフィンのプロフェッショナルが名を連ね、
【アクアレーサー】は世界中のサーファーに愛用されるコレクションとなっています。
公式アンバサダーを務める TOPサーファー達
タグ・ホイヤーのサーフウォッチとしてのコレクション【アクアレーサー】のプロモーションには
ウォータースポーツ界のプロフェッショナルをアンバサダーに迎え、サーフィン向けのモデルを数多くラインナップしています。
カイ・レニー (ビッグウェイブサーファー)
ハワイ、マウイ島生まれの生粋のウォーターマンが「カイ・レニー」
史上最年少でサーフィン界における殿堂入りを果たし、その才能を多くのマリンスポーツで発揮しています。
スタンドアップパドル(SUP) の世界チャンピオンに7度輝き、ハワイで行われたSUPプロファイナルで2度優勝。
2020年には、ポルトガルの超ビッグウェイブポイント「ナザレ・トウ・サーフィン・チャレンジ」で優勝、
今や世界最高峰のウォーターマンと称されています。
マヤ・ガベイラ(ビッグウェイブサーファー)
ブラジル、リオ出身の女性ビッグウエーブサーファー「マヤ・ガベイラ」。
彼女を一躍有名にしたのが、2020年9月にポルトガルのナザレで記録した「73.5フィート(22.4m)」のビッグウェーブの世界ギネス記録の更新。
(ちなみにこの記録はメンズの記録を上回るビッグウェーブ!)
アラスカの海で初めて初めてサーフィンをした女性サーファーでもあり、彼女のチャレンジ精神はまさに驚異的ですね!
↓ナザレのギネス世界記録更新73.5ftのビッグウェーブライド!
スカイ・ブラウン(スケーター&サーファー)
母親が日本人、父親がイギリス人、なんと宮崎生まれのスケーターが「スカイ・ブラウン」。
2020年東京オリンピックでは13歳ながら、スケートボード パーク競技で銀メダルを獲得!
日本の宮崎とアメリカ、カルフォルニアを行き来しており、日本とイギリスの両国籍を所有する天才スケーター。
次のパリ五輪ではサーフィンでの出場も目指すとのこと!!まさに非凡の才能の持ち主です。
サーフィン向けタグ・ホイヤー 【アクアレーサー】
【アクアレーサー】は高い防水性能を誇るタグ・ホイヤー唯一のサーフウォッチラインとなります。
2004年に誕生し、2009年には500m防水の飽和潜水可能のアクアレーサー500Mが人気に。
現在ではアクアレーサーは全モデルで基本200m超防水のハイスペックを備えています。
【アクアレーサーの特徴】
- ごつすぎない。洗練されたデザイン:オンもオフも様々なシーンの着用に!
- 日常でガシガシ使える高い機能性:200m超防水は安心!長さ調節可能なバックル。
- 視認性の高さ:無反射コーティングのサファイアクリスタル風防&蛍光で見やすい針とインデックス。
- コストパフォーマンスの高さ:幅広いバリエーション、エントリーモデルは20万前後から手に入る!
それではラインナップを見て行きましょう!
アクアレーサー プロフェッショナル 200
2022年に発表された【アクアレーサー プロフェッショナル200】シリーズはその名のとおり200m防水のシリーズ。
特徴はよりスタイリッシュにコンパクトになったケース。
直径40mmと30mmの展開で、ムーブメントは機械式とクォーツを揃え、厚さ11mmとよりスリムでスマートになったのが特長。
コンパクトかつ厚みを抑えることで実現したのが、抜群の装着感。
デイリーユースやスーツにも合わせやすい汎用性の高いサーフウォッチとなっています。
(↑レディースには30mmがおすすめ)
アクアレーサー プロフェッショナル 300
こちらはタグ・ホイヤーのサーフウオッチの本格派300m防水のアクアレーサーシリーズ。
ケースは43mmと36mmの展開、ムーブメントは機械式のみになります。
まさに「ラグジュアリー ダイバーズウオッチ」にふさわしい、アクアレーサーの主流モデルとなるモデル。
タフでありながら、スタイリッシュで洗練された存在感のあるモデルです。
アクアレーサー プロフェッショナル 1000 スーパーダイバー
こちらは2022年に発表された1000m防水を誇る、本格ダイバーズウォッチ。
プロユースも想定したかなりハイスペックな仕様となっています!
- ISO6425認定の 45mm径のチタン製ケースウォッチ。
- 飽和潜水に対応するヘリウムバルブ、リューズプロテクターを搭載。
- 視認性の高いオレンジを分針、秒針、ベゼルの一部に採用。
- ムーブメントは「ケニッシ社製 TH-30-00」を搭載。
- 精度はスイス公認クロノメーター検定協会COSCの公認。
これぞ【アクアレーサー】シリーズのハイエンドモデル!
いかがでしたでしょうか。
タグ・ホイヤーの唯一のサーフウォッチライン『アクアレーサー』
決して安い買い物ではないですが、
きっと海でも、陸でも、いつでも、身に付けたくなる時計なのは間違いないですね!
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