冬のサーフィンは手指が冷たくて・・・どうしたらいいの?
そんな時は、サーフグローブ(サーフィングローブ)がおすすめ!
サーファーの皆さん、冬でも海に入っていますか?
夏にサーフィンを始めたばかりのサーファーにとっては、最初に迎えるハードルが「冬の寒さ」ではないでしょうか。
そんな冬のサーフィンの防寒アイテムの必需品が「サーフグローブ」(サーフィングローブ)なんです。
「サーフグローブ」も素材、タイプ別に様々ラインナップされており、
また、サーフポイントの海水温によっても選ぶサーフグローブが変わってきます。
「サーフグローブ」のメリットは?
まずは「サーフグローブ」の機能性を見て行きましょう。(実は防寒だけではないんです)
①耐寒性
サーフィン用ウェットスーツも足先や手先はカバーできません。
まだ、春、秋ならば ウェットスーツだけでなんとかなるとは思いますが、
冬の海水温では手先が冷え、体温低下を防ぐ為には「サーフグローブ」による防寒が快適なサーフィンの助けになります。
【参考:地方別 年間最低海水温】
上図は一番海水温が低くなる2月の日本近海の海水温を色分布で表しています。
サーフポイントごとの年間最低水温目安は以下のとおりです。
- 北海道:約3℃前後
- 仙台 :約8℃前後
- 京都・福井(日本海):約10℃前後
- 茨木 :約13℃前後
- 千葉北:約14℃前後
- 千葉南:約16℃前後
- 湘南 :約16℃前後
- 伊良湖:約17℃前後
- 四国 :約18℃前後
- 宮崎 :約18℃前後
海水温15℃~16℃未満がサーフグローブが必要になる目安になります。
(上の図表で色分布が薄緑~になってくるとサーフグローブが必要になるイメージですね)
あとは天候や気温にも左右されます。
気温が10℃を切ると陸上でも手が冷え切りますので、「サーフグローブ」は一つ持っておく安心です。
ちなみに私は海までの行き来の自転車の際に「サーフグローブ」を着用し、サーフィン中は外して海に入ります。
陸上の方が海水温より冬は温度が低くなるので、自転車の時が実は一番手先がかじかむ。。
こんな防寒対策にも使える「サーフグローブ」は私も重宝しています。
②紫外線を防ぐ
日焼け止め対策として、「UVカット」を目的としたサーフグローブもあります。
防寒用と比べ薄手なのが特徴。
ウエットスーツでカバーできない手の甲の日焼け止め対策として、日焼けを気にするレディースの愛用者が多いですね。
(防寒用はUVケアの機能も兼ねます。)
③怪我を防ぐ
防寒だけではなく、クラッシュ時のボードのフィンの接触での怪我や、岩礁での怪我から手先を守ることもできます。
また冬は肌が乾燥しますので、ただでさえ手指のあれやあかぎれができやすいもの。
そんな時に皮膚を守る「サーフグローブ」は重宝しますね。
「サーフグローブ」 形状タイプは3つ。
サーフグローブの形状には次の2つのタイプがあります。
①5本指のスタンダードタイプ
こちらは普通の手袋と同じように5本指がそれぞれ分かれたスタンダードタイプ。
素手の時と基本的に同じ動作が可能なので、違和感なくフィットし実用性に優れているのが魅力です。
ただし、5本指それぞれの縫製が多い分 耐久性に若干劣るのはいたしかたないところ。
②ロブスタータイプ(3本指)
こちらは、親指と人差し指が独立し、ほかの3本をまとめて着用する3本指タイプ。
その名のとおり、ロブスターのはさみのような形状をしているサーフグローブになります。
スタンダードタイプよりは保温性に優れ、ミトンタイプよりはグリップしやすくなっています。
③ミトンタイプ(2本指)
こちらは親指だけが独立しているミトンタイプ(2本指)
冷たい海水との接触面が減り、指が密集する分 とにかく保温性に優れており、耐久性も強いのがメリットです。
ただし、グリップ性能や指の制限が多くなるので、玄人向きになります。
「サーフグローブ」を選ぶ時の注意は?
厚さや素材、機能性も様々ある「サーフグローブ」ですが、購入する際には以下の点に注意しましょう。
①少しきつめでOK!
少しでも隙間があると、パドリングの際にグローブの隙間に水が浸入し、違和感が高まります。
また水の中でグローブは緩くなる傾向にあります。サイズ選びは少しきつめなフィット感で良いでしょう。
②海水温に応じた厚さを選ぼう。
生地の厚みは保温性重視であれば「4~5mm」ですが、着用感や実用性は生地が薄いほど高まります。
サーフィンするポイントの海水温に応じて保温性が十分保たれるなら「2~3mm」の生地を選びましょう。
おすすめブランド 「機能性重視なら」 SURF8
1999年にサーフィン防寒用品専門ブランドとしてスタートしたのが「SURF8」サーフエイト。
「シーズンや気候に左右されずいつでも思い切りサーフィンができるように」
この創業理念を貫き、冬の海に挑戦するサーファーに、その高い機能性を高く評価されています。
それではSURF8のおすすめサーフグローブをご紹介していきます。
①SURF8 1.5mm マグマコアグローブ 起毛
- 着用目安:湘南以南~
- サイズ:XXS/XS/S/M/L
- 素材:遠赤外線起毛素材 スーパーファーベストマグマコア
- 特徴:極薄1.5㎜でとにかく操作性は抜群!
湘南以南のポイントであれば、これで決まりではないでしょうか?
日本品質の確かな縫製技術と、SURF8で1番の保温性を誇る生地(マグマコア素材)により、抜群の暖かさを実現。
1.5mmの生地厚さは素手感覚に近く、違和感なくサーフィンできます!
少しお高いですが、機能性を重視したい方にはイチオシです。
②SURF8 2.5mm ストーブグローブ 起毛
- 着用目安:千葉北以北~
- サイズ:S/M/L
- 素材:遠赤外線起毛素材 スーパーファーベストマグマコア
- 特徴:WBR(ウォーターブロックラバーシステム)で浸水しにくい!
千葉北以北のポイントならば、2.5mm厚のストーブグローブがおすすめ!
WBR(ウォーターブロックラバーシステム)で浸水しにくく、指先まで保温性を確保できます。
柔軟性の高い国産ラバーを使用し、機能性も十分!
③SURF8 4/3mm ロブスターグローブ 起毛
- 着用目安:仙台以北~
- サイズ:XS/S/M/L
- 素材:熱伝導に優れた新炭素計系素材 グラフェンブラック 起毛
- 特徴:WBRとグラフェン素材を使ったロブスタータイプで寒冷地でも◎
仙台以北、もしくは寒さに苦手なあなたには 十分な保温性を発揮するこちらをおすすめ!
生地厚は手の甲は4mm厚ですが、手の平部分が3mm厚なので、グリップ性も高いアイテムになっています。
新素材のグラフィンは熱伝導率が銅の 10倍 と言われ、世界で最も熱伝導に優れている素材とのこと!
体温からの熱吸収を効率的に行い、寒冷地でも指先まで高い保温性を確保☆
おすすめブランド 「コスパ優先なら」 FELLOW
ウェットスーツをはじめ、マリンスポーツ、レジャー用品を手掛ける「FELLOW」
世界的サーフブランドもある中で、認知度はそこまで高くなのですが、
日本プロサーフィン連盟「JPSA」のオフィシャルブランドで、高い製品クオリティは公に認められています。
FELLOWのアイテムの特長は「コストパフォーマンスが最高」なこと。
機能面も申し分なく初心者サーファーにはありがたいブランドです。それではFELLOWのおすすめサーフグローブをご紹介していきます。
④FELLOW サーフグローブ 1mm 起毛
- 着用目安:湘南以南~
- サイズ:XXS / XS / S / M / ML / L / XL / XXL
- 素材:スキンラバー 保温裏起毛「ヒートマックスプラス」
- 特徴:極薄1㎜でもはや素手感覚!
極薄のサーフグローブを極めた1mmネオプレーンは着用感を重視したい方におすすめです。
日本規格品の蓄熱濃密裏起毛の「ヒートマックスプラス」で保温性も◎
この価格でこの着用感は脱帽モノ!
⑤FELLOW サーフグローブ 3mm 起毛
- 着用目安:千葉北以北~
- サイズ:XXS / XS / S / M / ML / L / XL / XXL
- 素材:スキンラバー 保温裏起毛(ヘキサゴンヒート)
- 特徴:浸水を抑え保温性を確保、縫製補強も◎
FELLOWのシリーズの中で「ハイプレミアムモデル」と位置づけされる3mmサーフグローブ。
千葉以北でも快適なサーフィンをサポートしてくれます。
浸水を限界まで抑え保温性を追求し、フィット感や生地全体の撥水性も高めています!
⑥FELLOW サーフグローブ 4mm 起毛 5本指タイプ
- 着用目安:仙台以北~
- サイズ:XXS/XS/S/M/ML/L/XL/XXL
- 素材:ストーンブロックスキン 保温起毛生地「マキシマムヒート」
- 特徴:バリアリング加工で浸水を防ぎ、5本指タイプでのトップレベルの保温性。
こちらは5本指で4mm仕様、東北以北の寒冷地でも快適な保温性を誇るプレミアムモデル。
マキシマムヒート + バリアリングで 冷たい水の浸水を防ぎ、5本指タイプなのでグリップ力も問題なし。
寒冷地モデルとして抜群のコストパフォーマンスのおすすめのモデル!
⑦FELLOW サーフグローブ 5mm 起毛 ミトンタイプ
- 着用目安:仙台以北~
- サイズ:XXS/XS/S/M/ML/L/XL/XXL
- 素材:ストーンブロックスキン 保温起毛生地「マキシマムヒート」
- 特徴:トップレベルの保温性と速乾性 人間工学に基づいたフィット感
こちらはFELLOWの寒冷地仕様のプレミアムモデル 5mm生地のロブスタータイプ。
人間工学に基づく3Dカットと保温性と耐久性を追求した素材でこの価格は驚き。
ハニカム構造のストーンブロックスキンは耐久性も保温性も兼ね備え、グリップ力もプラス!
おすすめ「サーフグローブ」まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回2つのサーフギアブランド「SURF8」「FELLOW」にフォーカスしておすすめのサーフグローブを紹介してきました。
「SURF8」の機能性はやはり秀逸。かたや、「FELLOW」のアイテムもコストパフォーマンスが最強。
- 機能性を追求するなら→「SURF8」
- 少しでも安くなら →「FELLOW]
どちらを選んでも、快適な冬のサーフィンのプラスになること間違いないでしょう。
それでは、厳しい冬も KEEP SURFING!
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