東京オリンピック2020ではサーフィンがオリンピック競技に認められ、
にわかにサーフィン人気も高まってきた今日この頃!
「サーフィンに興味がある」「サーフィンを始めてみたい」こんなふうに思った方も多いと思います。
結論:サーフィンは人生観を変える素晴らしいスポーツです。
まずは興味をもたれたことに拍手!
私自身も「サーフィンとの出会い」が本当に人生を変えたと感じる一人です。
(サーフィンの魅力はサーファーにしかわからない!人生観を変えるサーフィンの魅力はこちらの記事をご覧ください↓)
「まわりにサーファーの知り合いもいないし・・」「ちょっと怖そう。。」
なんて尻込みしているあなた。
私もまったく知り合いもいない中で、一人で始めました。しかも30歳を超えてからです。
そう、サーフィンは若者だけのスポーツではありません。30代40代でも始めるのに遅くはありません!
サーフィンは楽しみ方次第で一生通して楽しめる素晴らしいスポーツです。さあ、勇気を出して一歩を踏み出してみましょう。
ちなみに著者情報↓
- サーフィン歴16年 (ロング8年 ショート8年)
- 40代後半のアラフィフ中年サーファー
- 海に行く頻度 週1~2回の週末サーファー
- ホーム:湘南 茅ヶ崎
「まずは 何を揃えれば良いの?」
今回は「サーフィンの始め方(道具編)」ということで
【まずサーフィンに始めるのに何が最低限必要なのか】今回はそんな素朴な疑問に答えていきます!
・・・ちなみにサーフィン今回は【道具編】ですが、
最低限【サーフィンのルール・マナー】についたても ゼッタイに覚えておきましょう。
サーフィンはまた自然相手のスポーツ、【海の知識】についても知っておきたいところです。
ついつい前置きが長くなってしましたが、サーフィンに必要な道具について見ていきましょう!
水着&ウェットスーツ
夏(7月~8月中)ならば、最低限サーフトランクスさえあれば、サーフィンは可能です。
トランクスだけでのサーフィンは開放感があって「気持ち良いことこの上なし!」なのですが、以外と摩擦によるスレや、
あとはクラゲなどからの保護の為にも、真夏でもタッパやベストは実はあったほうが安心です。(上半身裸だとビーチ〇がすれて痛いです!)
ウェットスーツも消耗品ですし、けっして安い買い物ではありませんから、最初にこれだけ1着もっていたいというウェットスーツは間違いなく「3mmジャージフルスーツ」一択です。
私のホームの湘南ならば、4月下旬から12月上旬くらいまでは「3mmジャージフルスーツ」があればサーフィンできます。
とにかく「キープサーフィン」の為には3mmジャージフルスーツを1着用意しておきましょう。
サーフィンは正直、非常に難しいスポーツです。
そして30代を過ぎてからのスタートでは、筋力のピークは過ぎ、体の柔軟性やバランス感覚も落ちてます。
体力の衰えを補う為にも とにかく長い期間、少しでも海に入ることを続けられるようにしましょう。
3mmフルスーツならば 1年のうち半分以上カバーできるはずです。
私も40後半になってだんだんと寒さに耐えられなくなってきました。寒いと体がこわばり、また足がつる原因にもなります。40代からは極力フルスーツで保温性を高めたウェットスーツの方が、快適なサーフィンができるでしょう。
「最初の1着」を選ぶなら 3mmジャージフルスーツ1択!
サーフボード&フィン
サーフボードは長さによって大きく3つの分類に分かれます。
【Ⅰ】ショートボード
サーフボードの定番として最も使用されるのがショートボードになります。
3種類のボードの中で最も長さが短く、長さは一般的に160cm〜190cm程になります。短く、コンパクトであるため回転性に優れ、単に波に乗るだけでなく、ターンなどの技(トリック)を極めたいアグレッシブな人におすすめのボードです。
他と比べると、浮力が小さいため、初心者には扱いが難しいと言われています。
【Ⅱ】ファンボード(ミディアムボード)
ロングボードとショートボードの中間の長さ、200cm〜260cmのボードはファンボードと呼ばれます。
ロングボードの乗りやすさとショートボードの機動性の両方を適度に備えたサーフボードで初心者の方にも人気のタイプです。
【Ⅲ】ロングボード
3種類の中で最も長いタイプで、一般的に9フィート(約274cm)以上のサーフボードをロングボードと呼ばれます。
長さがある分、浮力が大きく、安定性があるので、乗りやすく、初心者の方や女性におすすめのタイプです。
もちろん上級者でも好んでロングボードに乗る人もいるので、一概に初心者用のサーフボードと思わないようにはしましょう。
◆結局どのボードのサイズがいいの?
30代40代ならば、まずはファンボード、もしくはロングボードから。その後はスタイルに合わせて。
(初心者には「ソフトボード」もおすすめ↓)
体力に自身の無い方でも、30代40代であればまずはファンボードでテイクオフを覚え、
そこからスタイルに合わせ、アグレッシブ動かしたい方はショート、もしくはゆったりとクルーズスタイルで楽しむならロングボードとステップアップしたらいかがでしょうか。
ロングボードは住宅事情により保管場所の工面に苦労しますので、その点でもファンボードならば、車の積載や部屋の保管にも問題ないと思います。
たしかに最初のテイクオフを覚えるにはショートよりも格段にのりやすいロングがおすすめなのですが、、 初心者でコントロール不能になりがちなロングボードほど怖いものはありません。。
私自身はやはり最初はショートボードのハードルの高さを感じ、ロングボード(9ft)から始めました。
8年間ロングに乗りましたが、40歳手前にしてショートに転向し、現在もショートボードを2本使い分けています。
最初からショートに乗りたいというのは30代40代から始める方にはかなりハードルは高いですが、
「それでも、どうしてもショートに乗りたい!」という方は迷い無く「反則系ボード」と呼ばれる物を選びましょう。
(EX:アルメリックならば、ネックベアード、その他プレセボ タブレットなど。最近はソフトボードの進化もすごいので侮れない!↓)
体力ない分は道具に頼るしか無いです。見栄はらず、無理せず、楽で楽しく。それが大人のサーフィンの始め方です(笑)
◆フィンについて
フィンについても奥が非常に深く、シングル トライフィン クアッド 等 フィンの長さとそのセッティングによる乗り味の違いが様々あります。
ただ、初心者でこれから始める方であれば、オールマイティにコントロールのしやすい「トライフィン」一択で間違いないと思います。
リーシュコード
リーシュコードはサーフボードと身体をつなぐ命綱のような役割もあり、サーフィンをする上ではマストアイテムと言えます。
大きな波に巻かれた時はこのリーシュコードをたぐってサーフボードを掴み海上に浮上することができます。
(波質、波の知識についてはこちらをご覧ください↓)
自分の助けともなるアイテムですが、一番はサーフボードを流してしまい、そのボードで他人を怪我させたりしない為につける最低限のマナーとして使用するべきアイテムです
。ノーリーシュはマナー違反となりますので、必ず用意するようにしましょう。
長さは5ft~10ft前後までありますが、自分のボードの長さに合わせ、ボードの長さ±0~1ftの長さを選ぶようにしましょう。
ノーリーシュはダメ!ゼッタイ!!
ワックス
スキーやスノーボードでは滑りを良くする為に使うワックスなのですが、サーフボードに塗るワックスは逆に「グリップ力を高める(滑らないようにする)」為に使います。
最近では、固形ワックスの代わりになる滑り止めシート(クリアデッキ、クリスタルグリップなど)も最近は流行っていますがグリップ力は固形ワックスのほうが高いと思いますし、
コスト的にも若干高めとなりますので、初心者の内はまずは固形ワックスを使えば良いでしょう。
まずワックスには下地用ワックスとなる「ベースコート」とグリップ力を高める為に季節に合わせて使い分ける「トップコート」があります。
このトップコートはブランドによっても異なりますが、およそ4種類くらいの温度帯が用意されています。重要なのはこの温度帯を季節(水温)に合わせて使い分けることです。
ちなみに私の愛用ワックスは「Sticky Bumpsスティッキーバンプス」ですが、以下のように分かれています。
- Cold コールド 水温14℃以下
- Cool クール 水温14℃~19℃
- Warm ウォーム 水温19℃~24℃
- Tropical トロピカル 水温24℃以上
まずは、「ベースコート」で下地をしっかり塗る。そして海に入る前には季節に水温に合った「トップコート」を毎回塗りましょう。
(サーフィンはワックスで変わる!詳しくは↓)
ただし、ロングボードを選ばれる場合、私は、固形ワックスではなく滑り止めシートをおすすめします。
ロングボードとショートではワックスの消費量が全然違います。
ロングボードはボードの上を歩いたり、ステップをするため、かなりの面積をワックスで塗る必要があるからです。
そして、なにげにワックスを毎回塗る時間、そしてワックスを剥がす手間もショートのように手軽にはいきません。
ぜひ30代40代なら「時短」できる有効なアイテムをお金を惜しまず活用してみてはいかがでしょうか。
ワックス(トップコート)は季節(水温)にあった物を使うべし!
ロングボードならば、滑り止めシートを使って「時短」がおすすめ!
デッキパッド(なくても可)
デッキパッドは必ずしも必要では無いのですが、ショートボードの場合は、瞬間的なグリップ力が必要になるので、ほとんどの方がデッキパッドを貼るのでは無いでしょうか。
逆に、ロングボードやファンボードでは張らない方の方が多いようにも思います。要するに個人の好みですね・・。
ロングボードやレトロスタイルにはデッキパッドは似合わないような気もします。
【デッキパッドを使うメリット】
- ドルフィンスルー(ダックダイブ)をする際に足を引っかけて蹴って深く潜れる。
- 後ろ足のグリップ力の向上
- ワックスを塗る面積を少なくする。
- 足を置く位置を迷わない。
- サーフボードの保護
デメリットは特になく、「スタイルに合わない」という点だけでしょうか。
私はロングやファンボードならば張らなくて良いと思います。
デッキパッドはスタイルに合わせて。ロングボードならばいらない!
まとめ
最低限サーフィンするのに必要な道具・・・
- 水着&ウェットスーツ
- サーフボード&フィン
- リーシュコード
- ワックス
- デッキパッド(なくても可)
以上サーフィンに最低限必要なギアをご紹介しました。
ピンからキリですが 10万もあれば最低限の一式を揃えられると思います。
そしてサーフィンの良いところは、道具を揃えてしまえば、海に入るのには基本的にはお金は掛かりません!(私は自転車で行ける範囲でして、、車で行かれる方はすいません)
私は、たった一人でサーフショップの扉をたたき、90分程度のサーフスクールから始めました。
(サーフィンスクールについては↓)
スクールの後にウェットスーツとワックスだけを買い、サーフボード&フィンは同僚に借りたボードでひたすら海に通いました。(・・・途中でクラシュしてしまい、大規模リペアすることになったのであまり人に借りるのはおすすめしません。)
ある程度、テイクオフができるまでは初心者用ボードで、その後はスタイルによって自分のスタイルに合わせたボードを買うので十分だと思います。
とにかくまずは「一歩」踏み出してみましょう!
サーフィンを始めるのに30代、40代でも決して遅くはありません。
サーフィンは一生を豊かにする素晴らしいスポーツです。
- 「サーフィンで人生感が変わった」
- 「サーフィンをライフワークとして生きる」
- 「サーフィンに接して人生が変わった」
という方は本当に多い。私もその一人です。
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